【事案】

幹線道路の左路側帯に駐車中、後続の自動車の追突を受けた。頚椎・腰椎捻挫で、バレ・リュー症候群も併発していた。

【問題点】

主人が物損の請求で相手保険会社とやり合って弁護士対応とされた。また、治療先も湿布をだすのみで、積極的な治療、緩和措置は皆無。心療内科への通院も始めてしまい、このままでは泥沼化。

【立証ポイント】

連携弁護士を直ちに介入させ、物損は棚上げにして治療・後遺障害認定に舵をきる。まず、神経学に理解があり、神経ブロックを実施している整形外科に転院させた。 20140508 神経ブロックで不定愁訴を押さえ込み、数ヵ月後、めだった神経学的所見はなかったが、画像所見等、しっかり記載した診断書を作成していただいた。

危ないところであったが、無事に頚椎・腰椎共に14級を確保した。

(平成26年12月)

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【事案】

交差点で左折待ち停車中、後続車に追突された。手指に痺れを伴う頚椎捻挫で長期の通院となった。

【問題点】

地方の開業医。レントゲンはCDどころかフィルムにも出力不能。昔ながらのおじいちゃん先生で、診断も頓珍漢な検査、後遺障害診断書もまともに書けそうにない?(おそらく事務の女の子が書ている?)

【立証ポイント】

それでもなんとかMRIの紹介状だけお願いして他院で実施。レントゲン提出は諦めた。 困難な状況であったが通院実日数だけは200日越え、14級は確保できた。 20140508_3 (平成25年10月)

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【事案】

道路工事中で停車のところ、後続車の追突を受けた。頚椎捻挫であったが、それよりも自動車の修理費をめぐって相手保険会社と対立、相談会に参加された。

【問題点】

比較的古い自動車であったので全損。修理費と車両価額の開きが30万円ほど・・折り合いがつかないまま、代車のレンタカーの返却を求められ相手保険会社は弁護士を立ててきた。

むち打ちはMRIを取らないまま、漫然と地元の整形外科に通っていた。

【立証ポイント】

「物損の30万でもめているどころじゃないでしょ!」と、毎度のことですが、後遺障害認定に進める。物損は連携弁護士から相手弁護士にさっさと相応額で話をつけた。

主治医はまったく後遺障害に関心なく、他者の介入を拒んだ。仕方ないので被害者の後方に回り、MRI検査の誘致、診断書の作成を進めた。ほとんど一行書きの診断書の内容は「明らかな他覚所見なし」とあるのみ。それでも14級9号が認定された。

物損30万円もめて迷走が ⇒ 人損で300万円を得て解決。何が大事かわかりますよね?

(平成26年2月)

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 前回、足関節~足の各関節の名称、可動領域を確認しました。今日は専門医の臨床判断の方法です。病院同行の際にも医師の徒手検査に目を凝らして観察しています。損傷部の早期発見はここにかかっています。ここに医師の診断力が発揮されます。優秀な医師は以下の所見から即座にMRI検査の指示をします。 20150203_2 20150203_8    関節の所見の取り方の1例をご紹介します。時間的な目安として約5分ですべてをチェックできる事が理想です。

① 受傷機転を確認。

② ...

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