初回の相談時に「どこが折れたの?」と質問しても、「足首の骨折です」と返答され、本人も具体的にどこが折れたのかわからないようです。この部位の後遺障害を予断する場合、まず3つを検証します。
1、可動域制限 2、変形 3、神経麻痺関節部の骨折はやっかいで上記3つのうちどれか、もしくは3つ全部、障害が残り易いと言えます。そこでさらに踏み込むためには具体的に6つ聞き込みます。
1、脛骨、腓骨、距骨、踵骨のどれが折れたのか?2、折れた部分は骨幹部、遠位端? 遠位端であれば外顆部、内顆部、それとも前後?
3、骨折の状態は亀裂?開放?粉砕?剥離?、そして固定方法は?現在の癒合状態は?続きを読む »