実話 隠れ特約に翻弄されて 第3話
いよいよ裁判が始まりました。まずは損害実費、既払額の確認からです。なにせ事故から時間がたっています。被害者Bさんにまったく責任のない事故なので、争点は「こちらの請求額が多すぎる!」の一点です。相手のみならず、自分の保険会社まで減額の大合唱、時間のかかる裁判となりそうです。
そして相手弁護士から謎の一言
「賠償額が裁判で決まれば、賠償額の49%をあ○おい保険会社から払います」。
は?何のこと?
えっ、年齢条件違反で保険がでないはずじゃなかったのですか??? 始まったばかりですが、ここで物語を中断します。
私がなんでこの話をGW特集としてシリーズ化しているかと言いますと、「隠れ特約」は一つではないからです。「隠れ特約②~③」を紹介しましょう。
隠れ特約②: A『年齢条件特約の不適用に関する特約』
1.「年齢条件に違反」して被保険自動車を運転して起した事故を補償します。
2.『対人賠償』と『対物賠償』のみ補償
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