膝半月板とは軟骨の一種で、太ももの大腿骨とすねの脛骨の間にあり、双方のクッションの働きをしています。膝がなめらかな可動を保つのはこの半月板のおかげです。これが断裂したり、潰れたりすれば、運動痛や可動制限、ひっかかり感、膝くずれ現象を引き起こします。

    外側半月板と内側半月板があります      半月というより三日月ですね  

<病態>

 10~20の歳代の男性によくおこります。おそらくスポーツでのケガが多いからでしょう。発生機転は下腿が固定された状態での膝の内外旋や内外反が多い。つまりサッカー選手が他選手との接触や転倒で、膝をひねってしまった時に痛めます。

〇 損傷形態

 以下6つが代表的です。診断書の中にもこの断裂の状態を明記して頂きたいところです。

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