<検査>

1、レントゲン → 椎弓間の狭小・消失、骨棘形成、椎間腔狭小、椎間関節の肥厚

     難しい言葉が並びましたが、とにかく脊髄の周辺が狭くなっている、ということです。

2、MRI → 下の写真のように描出されます。

       正常な脊椎&脊柱管、断面も白い楕円 → このようにギザギザ、断面も黒い三角 

3、脊髄腔造影 (ミエログラフィー)、CTミエログラフィー

4、筋電図

 3の造影剤使用、4の筋電図は奥の手です。たいていレントゲンとMRIで画像所見が得られます。  

<治療>

1、保存療法

(1) 薬物療法 → 消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、プロスタグランディン製剤(PGEI)等

(2) 理学療法 → 骨盤牽引、装具療法、運動療法、体幹筋力強化、ストレッチ

(3) ブロック療法 → 硬膜外ブロック、選択的神経ブロック、交感神経ブロック

2、手術療法 

 適応は膀胱直腸障害、馬尾症候群、強度の麻痺、保存両方が効かない場合。

(1) 椎弓切除術、開窓術 → 神経の圧迫部分を除去

(2) 脊椎固定術 → 脊柱の不安定性を補正する  

 

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