■ 腰椎間板ヘルニア
・ 髄核または繊維輪内層が周囲の繊維輪を突破して、周囲へ突出した状態。左図のように突出・脱出・剥離の悪化形態をとります。多くは膨隆とよばれるやや突出した状態にとどまります。
・ 後側方脱出が多く、片側の足に痛みを発する。20~40代によく発症する。
・ 発症位置はL4/5、L5/S1、L3/4の順に多い。
・ ほとんどが保存療法で軽快、ひどいと「ラヴ法」とよばられる切除手術。近年は内視鏡を使った鏡下手術も用いられます。この場合切開をわずかに抑えられるため、術後回復が早くなります。
<診断>
1、SLRテスト(下肢伸展拳上) Straight leg raising の略です 続きを読む »